たかが風水、されど風水 〈棚橋 芳恵〉


たかが風水、されど風水
「西に黄色は金運が良くなる」皆さんも一度は耳にしたことがありますよね。
 リフォームを考えるとき、少しでも良い家になるよう、風水を取り入れる方がいらっしゃいます。ただあまり縛られすぎては暮らしにくい家にもなりかねません。
 風水は文字通り「風が通り、水が澄んでいる」という基本が大切です。鬼門といわれる北東は日当たりが悪いのでジメジメしていて冷たい風が吹き込む方角ですから、そんなところにトイレや浴室を設けるともっと湿気を呼び込むことになってしまいます。また裏鬼門と呼ばれる南西は熱気がこもりやすく、生ものを置く場所にはふさわしくありません。そんな環境では住む人の気持ちまでゆがめてしまいます。


 住まい手が暮らしやすいように、気候や風土、生活様式などとよく調和が取れていることが一番大切です。その上で色使いや観葉植物、照明、家具レイアウトといったインテリアの風水パワーをプラスしていきましょう。
 いま東店では新規工事の見積もり依頼をいただいたお客様に『風水チェックシート』をプレゼントさせていただいています。よろしければ参考になさってくださいね。



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