もうすぐ梅雨ですね。
梅雨時のお住まいの悩みというと湿気やカビとおっしゃる方が多いですが、シックハウス症候群にもこれからの季節は大敵です。
シックハウスの一因である科学物質は、気温が高くなると揮発しやすくなり、室内での濃度が濃くなりがちです。窓を締め切りになりがちな梅雨や夏場は意識的に1時間に1回は換気を行ないましょう。冷房で室内は涼しくなっていても、小屋裏は高温です。冷房時の換気も忘れずに。
設備の交換をされる方は24時間換気機能のある換気扇を取り入れてもよいですね。キッチンのレンジフードや浴室乾燥機にも24時間換気機能のあるものも出ています。
※化学物質は建材以外の様々なものに含まれています。衣替えの際には防虫剤も適量に。また、化学物質は空気よりも重く、床付近の濃度が濃くなりがちなので、寝室や乳児のいる部屋での使用は慎重にしましょう。