明治村・帝国ホテル(藤井 愛)


今年は、フランク・ロイド・ライト没後50年ということで、明治村にある帝国ホテルでは普段一般公開していない3階部分を見学できるツアーを開催していました。せっかくなのでと思い申し込み。定員15名でガイド・お茶付です。


現物を前にガイドをしてもらうと、ライトがこだわった工夫や意図などが、とても分かりやすく伝わります。よい勉強になりました。


例えば・・
ライトがデザインするステンドグラスは、外の風景を取り込めるようになっています。帝国ホテルでは、金箔を挿んだ市松模様のガラスが採用されていたのですが、このさりげない装飾がとてもステキでした。細部にまでこだわりつつも、遠くから見ても美しかったです。ステンドグラス


 


 


 


 


 


 


窓から差し込む光もデザインとして取り入れられています。床に明かりが映って、陽の差し込む加減によって変化します。天気がよかったので、眩しいほど映っていました。


光2光3


 


 


 


 


 


 


写真(左下)の柱のようなところは照明になっているのですが、電球が見えないように設計してありました。電球が切れた際には、レンガの一部を取り外して交換できるよになっているそうです。


照明2照明1


 




 


 


 


 


どういった想いで計画をしたか、どういう状況だったのか等々、建物を見ただけでは分からない部分を知ることで、そのものの見方は大きく変わってきます。今回ガイド付で見学することで、そういった背景も合わせて知ることができてよかったと思います。


過ごしやすい季節なので、あちこち出かけて何事も楽しみたいですね。



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明治村・帝国ホテル(藤井 愛) への3件のコメント

  1. kaz より:

     こんにちは。リフォームで検索して、こちらへ来ました。
     時々、寄らせてもらいます。
     では、また。

  2. 杉山姉妹 より:

    まさにタリアセンですね
    こんな明かりが自分の家にあったら、、、
    と思ってしまいます

  3. ふじい より:

    コメントありがとうございます!
    明かり1つで、お部屋の雰囲気がグッと変わりますよね。タリアセン、幾何学的なのに温か味があってよいですね。
    kazさんに寄ってもらった時にブログ更新できているよう頑張ります。よろしくお願いします!

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