世界遺産白川郷。この集落の価値を認めたのは、ドイツの建築学者ブルーノ・タウト。‘日本再発見’という本で絶賛したことから注目が集まり、ついには世界遺産にまで登録されたそうです。
日本でも文化遺産として歴史のある著名な建物が世界遺産として登録されていますが、合掌造りは民家です。
昔からの建築様式の建物が集落単位で残っていたため価値が出た、貴重な登録だそうです。
それにしても雪深い!
傾斜のある茅葺屋根に雪が積もり、本当にキレイです。こちらは、天守閣からの眺め。唯一無二の景色ですね。
1階の居住空間には、いろりがあり、夏でも火が焚かれます。煙を出して屋根や梁、茅まで煤で真っ黒にします。その煤が虫除けになり木の腐敗を防いでくれるそうです。
雪国に住まう人の昔からの英知を感じますね。
知恵をしぼるといろんなアイデアが出ます。プランをする上でも、日々あれこれ考え、最善のものを提案できるようしたいです。
そんな気持ちの再認識と文化や歴史を体感できた楽しい旅路でした。