昨年の「Casa BRUTUS 2月号」で、高蔵寺にとてもステキなご夫婦が住まわれていることを知りました。
旦那さまは、高蔵寺ニュータウンのランドスケープを設計された方で、奥さまは、旦那さまを支え続けた縁の下の力持ち的な存在の方です。
そして先日、そのご夫婦に会える機会があり、もう大興奮!!
お二人は現在、300坪のうち250坪をキッチンガーデンと雑木林にして120種の野菜と果実を育ててらっしゃいます。
←お庭から母屋の眺め。母屋の向こうに雑木林が見えます。
母屋の大きな開口からは、この雑木林と下方にある公園、遠方に見える山が借景となって、心休まる風景が広がります。
エンジ色の旗には‘大漁’と書かれています(笑)
お庭は、どこで何が作られているか分かるように区画されています。
←こちらの４番では、だいこんを育成中です。
木の板に字を書いて、おしゃれにキッチンガーデンを楽しまれています。
こういった板が、お家のあちこちに見られました。
器具は、小柄な奥さまに合わせて旦那さんが一つ一つ作り変えてくれたそうです。奥さんに対する愛を感じますね。ほほえましいです。
そして、お二人はとても収納上手。袋や缶、ファイリング、いろいろなもので仕分けをして、かつとてもオシャレ。
この技、リフォームのプランにも活かさなきゃですね。
80歳超えるお二人ですが、とっても元気で若々しく、人生を愉しんでらっしゃいます。
お二人の著書の中で「愛するとは、いっしょに同じ方向を見ることです」（サンテグジュペリ）と引用されていましたが、お二人を見て、その意味をひしひしと感じました。
「春一番があってこそ、今が小春日和なんです」と幸せそうに微笑んでいた奥さんの顔が印象的でした。
私も、そのカーサ見ましたよ。
80歳を超えているとは思えないほどの元気なお姿。
夫婦仲良く、幸せに満ち足りた人生を送っているのだと、写真だけでも伝わってきました。
無理せず、今を楽しんでいる生き方が素敵☆
歳をとっても、こんな生き方を夫婦で過ごしていきたいですねぇ。
このご夫妻は、‘今が一番幸せで充実している’とおっしゃっていました。自分がおばあちゃんになった時、同じことが言えるような年齢の重ね方をしたいものです。