先日、アンドリュー・ワイエス展に行ってきました。行こうと決めていた日の矢先、訃報のニュースを知り・・・残念です。ご冥福を心より申し上げます。
ワイエス氏
本当に描くことが大好きで、描きたいものが見つかると描かずにはいられない、とインタビューの中でおっしゃっていました。91歳という年齢をものともしないそのバイタリティー。スゴイ!と思うと同時に、それ程熱中できるものがあることを羨ましく思います。
作品は、本当に細かい線で描かれていて、それらが立体感とリアルさを出しています。哀愁が漂うのに力強く、光と影の表現が絶妙で強い生命力を感じます。そして、作品からは、被写体への愛情も感じられます。氏は、日常のなじみのある風景、モノ、親しい人を描き続けました。展示を見終わった後、なんとも温かい気持ちになり、氏が亡くなったことを再び残念に思いました。
愛知県美術館で3/8(日)まで観ることができます。興味のある方は是非足を運んでみて下さいね。