先日古いマンションでキッチンを対面にするリフォーム工事をさせていただきました。
プランは大満足、カッコよくなるぞ~と、お客様と一緒にワクワク・・・・だったのですが、古いマンションには難敵がいくつか潜んでいるものです。
ひとつは凸凹と出っ張った梁。 もうひとつはコンクリートに塗装仕上げの天井です。
今回のリフォームではキッチンの位置が変わりますから、天井の照明器具の位置も本来なら動かしたいところです。ところがコンクリートの天井の場合、照明器具のローゼット(照明器具の取りつけ口)は天井のコンクリートに埋め込まれているので動かすことができません。
しかも今回は厄介なことにキッチンの真上に梁が来てしまいますので手元が暗くなってしまわないかしら・・・ という心配がありました。
そこで梁をはさんで手前(キッチン)に天井灯、向こう側にスポットライトを付けました。
さあここで問題です。 キッチンの流しや調理台を照らしたいのに電気の配線の位置はずらせません。的外れな位置が明るくなっても意味がないですものね
ちゃんといい器具を見つけましたよ
細長いダクトは本来ならローゼットを中心に左右均等に取り付けますが、今回見つけた照明はダクトが左右にスライドするので、ある程度の範囲なら照明の位置が調整できます。 (回転もするんです!!)
このダクトレールにスポットライトをつければ、カウンターや壁の飾り棚を照らすこともできます。
凹凸の多い天井や壁にスポットライトが陰影を浮き上がらせて雰囲気もうんとよくなりました。
災い転じて“明るさとインテリア性”両方を満たす照明の完成です
さっすが、
プランナーさんの技あり!ってとこですねー
スライド式の照明はかっこよくて、それでいてとっても便利ですねー
お施主様のセンスと、タナハシ女史の提案がうまくマッチして、カタログ写真みたいですねー
むらっちゃん様
わーい、おほめいただいてありがとうございます。
お客様にもとても喜んでいただいて、リフォーム後はインテリア小物まですべて一新される力の入れようでした。
こういうお客様の声を聞くときが、リフォームって楽しいな~って思う瞬間ですよね