以前、友人の旦那さんのオススメで「沢田マンション物語」という本を読みました。
建築士の資格を持っていない夫婦が自力でマンションを建てるという内容なんですが、その夫婦の行動力と根性は信じられないくらい凄まじいもの。
そして、この物語は実話なので、そのマンションは実在するのです。
高知市にそのマンションはあります。ずっと行きたいと思っていた場所に念願叶って行くことができました。
なんとこの沢田マンションには、同じ間取りが2つとありません。
そして、中央にはリフトがあり重機のような重いものでも最上階まで上げることができます。(手前に映っている重機はコレクションの1つです)
更に、屋上には池があり庭があり畑があります。
←こちらがリフトです(望遠で撮ってみました。人が乗っています)
最上階(庭があるところ)が自宅になっているのですが、ちょうどご家族が帰宅され、お話しをすることができました。
この物語のお父さんは、既に他界されているのですが、我が道を行くお父さんを支え続けたお母さんに会うことができました。肝っ玉母ちゃんの代名詞とも言えるような方です。
最後に私の手を優しく握って、一言。「やればできる」と力強く言ってくれました。苦労をしてきた方の言葉は、とても重みがあり説得力がありますね。
ツラいことがあった時でも、この言葉を励みに頑張れそうです。
建物も然ることながら、ご家族の優しさに触れ、本当によい経験をさせて頂きました。ありがとうございます。